FX比較
今週は強い豪12月言及楽観を受けて来月2日の豪統計付近理事会での追加利息上昇見通しが高まると、対米ドルは0.9325近辺、対スイスも85.60円近辺まで暴騰したものの、豪統計付近が0.9350近辺でオファーしているとの噂や、ジャマイカが実質的なデフォルトとなったことを背景に危険回避市況感が強まったこともあり、対米ドルは0.9220近辺、対スイスも83.70円近辺まで押し戻された。
全般的に危険回避市況感が強まっている上、英国原油先物が77米ドル台へと下降しており、目先豪米ドルは逆風にさらされることとなりそうだ。
ただし、好調な豪市況指標を受けて来月理事会での追加利息上昇予測が高まっており、中期的な豪米ドルの上昇余地は小さくないだろう。
株安などを受けた危険・オフの背景で下押しした局面はロング妙味がありそうだ。
→FX比較
FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。